海城(海城中学高等学校)とは?
海城 (海城中学高等学校)は、東京都新宿区(東京都新宿区大久保 3-6-1)にある中高一貫の私立進学校。
1891年、海軍少佐 古賀喜三郎が私財を投じて設立して海軍予備校(海軍兵学校への入学準備を行う学校)が前身。当時の校舎は麹町にありました。
現在は、高校からの入学は行わない完全中高一貫校に。御三家に注ぐ、首都圏有数の進学校です。
海城
海城の評判について、以下、まとめてみました。
海城の偏差値は?
入試が例年2回(2月1日と2月3日)あり、偏差値は異なります。
- 海城(2/1)の偏差値:63
- 海城(2/3)の偏差値:65
ここでは、四谷大塚の80%偏差値を紹介しています。偏差値が近い学校には、浅野、早稲田、武蔵、駒場東邦などがあります。
海城の倍率は?
実質倍率は例年2.5〜3倍前後。定員320名に対し例年500人ほどの合格を出します。受験者も合格者も2月3日の方が多いのですが、定員はともに145名です。
- 2018年 第1回(2/1):2.7倍
- 2018年 第2回(2/2):2.6倍
海城へのアクセスは?
最寄駅は新大久保駅(JR)、西早稲田(副都心線)です。それぞれ徒歩5分、8分。
その他に、大久保(JR中央総武線)、高田馬場(東西線)、東新宿(副都心線)なども利用可能ですが、これらはどの駅からも徒歩10分以上かかるのでご注意ください。
海城の進学実績
卒業生320人のうち188人が国公立大学に合格しました。このうち、現役での合格は131人。
国公立大学への現役合格率は約40.9%となります。この数字はかなり高く、御三家でいえば開成なみ(42.3%)。麻布(36.0%)や武蔵(29.2%)よりも高いのです。
東大への合格数数は48人。うち、現役での合格が41名ととても多いです。
旧帝一工への合格者数は114人。早慶上理への合格者数は426人となっています。 上位大学(国公立+早慶上理)の合格者は614人となり、これを卒業生の数で割った「上位校への合格率」は、191.9%となります。
海城のWebサイトに掲載された進学実績(PDF)の一部を掲載します。ご覧の通り、主要大学については学部までしっかり記載しているのが大きな特徴ですね。
海城の受験ガイド
海城の試験日は?
試験は例年2回行われます。ただし、科目数や配点に違いはありません。
国算がそれぞれ120点、社理がそれぞれ80点の、合計400点満点での判定になります。合格最低点は例年約6割です。
国語と算数の試験時間は50分。理科と社会は45分です。
海城の合格発表日は?
例年、試験の翌日に合格発表が行われます(インターネット発表)。
海城の入学手続きは?
入学手続きは、発表日に、これもインターネットで行います。
海城の学校見学はできる?
説明会や体験授業、学園祭の案内などが同校のWebサイトに掲載されています。例年、8月〜11月に各種の説明会、相談会を複数回行うようです。
詳細&最新情報はこちら
本記事の情報は執筆時点(2018年9月)のもの。詳細&最新の情報は、海城のWebサイトをご確認ください。
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