うちの子にいいかも!

ワガコのための教育&中学受験ニュース

富田林中学校の評判は? 偏差値、入試のポイントなど

f:id:izumikatsuhiko:20181105153351j:plain

富田林(大阪府立 富田林中学校・高等学校)とは?

富田林 (大阪府立 富田林中学校・高等学校)は、大阪府の富田林市(大阪府富田林市谷川町 4-30)の公立中高一貫校。読みは「とんだばやし」です。

富田林高等学校(富高、とんこう)の併設中学校として2017年度に設置。大阪府立の普通科としては、初の公立中高一貫校です。略して「富中(とんちゅう)」と呼ばれることも。中学校での募集人数は120人。3クラス分です。高校からの入学者も同じく3クラス分あります。

前身は、1901年に開校した大阪府第八中学校。同年に富田林中学校へと改称されました。自由な校風で知られる伝統校です。

富田林へのアクセスは?

富田林中学の最寄駅は富田林西口駅(近鉄長野線)。駅からは徒歩で約8分です。

富田林中学の評判は?

富田林の評判(偏差値、倍率、進学実績)について、以下、まとめてみました。

富田林中学の偏差値は?

(調査中です)

富田林中学の倍率は?

平成30年度の志願倍率は4.14倍。120人の募集人員に対して男子230人、女子267人の志願者がありました。初年度(平成29年度)は5倍を超えていたので、少し落ち着いたと言えるのかもしれません。

富田林中学の進学実績は?

上の通り、中高一貫校としての卒業生はまだ出ていないため、富田林中学の進学実績は未知数です。

富田林の適性検査 傾向と対策

富田林中学の入学者選抜では、3種類の適性検査と作文が行われます。それぞれ45分間です。都立中などの内容と比べると、私立中学の入学試験問題と近い印象。私立向けの対策をしているお子さんには取り組みやすいかもしれません。

  • 適性検査I:国語的問題
  • 適性検査Ⅱ:社会・理科の融合的問題
  • 適性検査Ⅲ:算数的問題

適性検査の後、昼食を挟んで30分間、作文が行われます。作文の文字数は360から440文字と一般的。短い資料を踏まえて、自らの「体験」と「考え」をまとめるという、適性検査としては一般的な内容です。

適性検査がそれぞれ100点満点、作文が60点満点の合計360点で選抜。志願書などは点数化されないようです。

富田林に強い塾・通信講座は?

地元である南河内地域の「第一ゼミナール」が富田林中学に強い塾として有名。50名以上の合格者を出しおり、定員の40%超が同塾から。

私立との併願や通塾の開始時期など、公立中高一貫校対策のための塾選びと活用法についてはこちらの記事もご覧ください。

公立中高一貫校、塾はどこがおすすめ?

また、通信講座のZ会も富田林に強く、2018年は44名がZ会の通信講座を利用して富田林に合格しました。もともと、東大や京大など「記述式」を特徴とする難関大学に強い通信講座なので、同じく記述が多い公立中高一貫校を得意とするのも納得ですね。

Z会の特徴や活用法などはこちらにまとめています。ぜひご覧ください。

Z会、公立中高一貫校に819名合格。評判はどう?

富田林中学の受験ガイド

富田林の試験日は?

  • 出願:12月26日(火)、27日(水)
  • 選抜(試験日):1月26日(土)
  • 合格発表:2月3日(日)
  • 入学手続き:2月4日(月)まで
詳細&最新情報はこちら

本記事の情報は執筆時点(2018年11月)のもの。詳細&最新の情報は、大阪府のWebサイトをご確認ください。

大阪府/併設型中高一貫校に関すること(大阪府立富田林中学校・富田林高等学校)

© うちの子にいいかも!

編集部(運営者) |  お問い合わせ | 取材依頼・献本など