大学受験に便利、つまり高校生向けのイメージが強いスタディサプリですが、じつは、小学生(小4、小5、小6)で使う方も増えています。特徴などをまとめてみました。
まとめ:いろいろな活用法がある、スタディサプリの小学生コース
大学受験業界に変革を起こしたと言われるスタディサプリですが、実は、小4からの「小学講座」も大変充実しており、授業の先取りや中学受験にも大変役立つ講座がそろってきています。
学習習慣を確立するために低学年、中学年からスタートするご家庭が多いのですが、「小3&小4の受験準備」「苦手分野の復習」「中学受験にも出る中学・高校の数学をピンポイントで先取り」など、いろいろな活用法が考えられます。
何よりも衝撃的なのが、月額980円というその価格。
一般的な通信講座とは異なり、完全に自分の好きなペースで、いつでもいくらでも先取りも復習もできるため、大変便利です。中学生向けのコースも追加料金なしで使えるため、「英語」の先取り学習用に申し込む方も多いです。
中学受験のための活用法はこちら
塾や通信講座との併用で中学受験の教材として使う方も多いのですが、その使い方については本記事の後半で解説しています。また、こちらの記事では、より詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。
- まとめ:いろいろな活用法がある、スタディサプリの小学生コース
- 中学受験のための活用法はこちら
- スタディサプリ小学講座とは?
- 授業の確認や先取りに最適な「基礎講座」
- 小学講座の「応用」コースは中学受験に対応
- スタディサプリは、小学校の全学年で活用可能
- 使い方のヒントになる診断コンテンツも
スタディサプリ小学講座とは?
スタディサプリとは?
まずは、そもそもの話で「スタディサプリ」について簡単に。
- リクルートが運営する勉強のアプリ
- 神授業と呼ばれる動画が主なコンテンツ
- 小4から高校生(大学受験)までラインナップ
簡単に言うと、スタディサプリは、スマホやタブレットを使って、動画を見たりクイズに答えたりしながら勉強をするサービス。テキストはPDFが用意されているので自宅でプリントできますが、紙のテキストを購入することもできます。
質の高い動画授業が月額980円
スタディサプリが用意している、一流プロ講師による動画(授業)の数は、現時点で既に4万本以上。さらにこの動画は64万人の受講データをもとに常に改善しているとのこと(つまづきやすい箇所を特定し、再撮影するなど)。気合が入ってますね。
さらに気合が込められているのがその価格。なんと、月額980円という格安の料金で、これらの授業がいつでも利用できるようになっています。
スタディサプリ小学講座の主な内容
小学生のお子さんが主に使うコースは、スタディサプリの「小学講座」。小学講座の内容と特徴は次の通りです。
- 小学4年生から6年生の国算理社に対応
- それぞれ基礎と応用の2レベルが
- 基礎(基礎レベル講座)は、苦手克服&先取り学習
- 応用(応用レベル講座)は、中学受験準備に最適
ちなみに、基礎でも応用でもどちらでも利用できるので、申し込む前に、どちらのコースにしようかと悩む必要はありません。また、後ほど説明するように中学、高校の内容も見れるので、中学受験や英語などの「先取り」もどんどんできてしまいます。
スタディサプリ小学講座は「基礎」と「応用」の2レベル
スタディサプリ小学講座には基礎レベルと応用レベルの2つが用意されています。
「基礎レベル」の内容は、スタディサプリの一般的なイメージ通りで「学校の勉強をフォローする」「苦手科目を気楽に学ぶ」というような感じ。
一方の「応用レベル」は、明らかに中学受験を意識した内容。これについては本記事の後半でご紹介しています。
授業の確認や先取りに最適な「基礎講座」
スタディサプリ小学講座は、小4から小6までの3学年のカリキュラムがあり、前述のように「基礎」と「応用」に分かれています。
スタディサプリ小学講座は「算数」が特に充実
基礎レベルの動画数は約300本以上。動画では、国語、算数、理科、社会の主要4教科をしっかりと学べます。特に算数は充実しており、「算数入門編」と「算数」の二つのカテゴリに分け、各学年で60本以上の動画が揃っています。
動画の内容は、スダディサプリの公式サイトで公開されているサンプルで確認してくださいね。
スタディサプリでは、英語の勉強もバッチリできる
スタディサプリでは、小学講座への申し込みをすれば、中学や高校の講座も利用することができます。後述するように、中学受験のための先取りにも便利なのですが、「英語」の勉強がドシドシ進められる点もありがたいです。
中学英語の動画もとても充実。本数が多いだけでなく、カリスマ英語講師の関正生さんなど、わかりやすいと評判の講師陣が授業をしてくれます。
また、中1向けの英語では、アルファベットの書き方など、基礎の基礎から勉強できるので、小学生のお子さんでも、心配する必要はまったくありません。
進み具合の確認や「やる気」アップの工夫も充実
小学生の場合、知識の獲得はもちろんですが、中学受験でも高校受験でも、「学習習慣」の確立がまずは大事。
スタディサプリでは、学習計画を見える化する画面(左)や、保護者向けの管理画面(右)も使いやすいものが用意されています。
小学講座の「応用」コースは中学受験に対応
実は、スタディサプリ小学講座の応用レベルで学習する内容は、もろに中学受験に対応したもの。私立中堅校の合格に必要な部分はしっかり網羅できています。
担当する先生も中学受験のプロばかり(業界でもエキスパートに分類される人たち)ですし、カリキュラムも充実。例えば小4の応用コースでは、各種の特殊算(植木算や和差算など)を、それぞれ、コンパクトですがわかりやすい動画で解説してくれます。
スタディサプリは、小学校の全学年で活用可能
スタディサプリの小学講座、具体的には、次のような活用法が思い浮かびます。
中学受験をするお子さん
- 4年生:6年生までの応用コースを自宅で学習し、通塾を5年生からにする
- 5年生:苦手な科目(分野)のサポートにスタディサプリを活用
- 6年生:得意科目(例:場合の数)を先取り学習
高校受験をするお子さん
- 基礎コースで学習習慣を身につけつつ、成績アップ
- 中学講座で英語や数学の先取り
また、1年生〜3年生のお子さんが、上の学年の「基礎講座」を先取り用の教材として活用することもオススメです。
使い方のヒントになる診断コンテンツも
何しろ月980円なので、塾代に比べればタダ同然というか、本1冊くらいの価格でこれだけのサービスが受けられるというのはショッキングです。
オススメの使い方を教えてくれる診断コンテンツもありますので、興味のある方はぜひ公式サイトをのぞいてみてください。