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東京都の英語村 TGGの小学生向けプログラム

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2018年9月にオープンするTGG(東京グローバルゲートウェイ)の小学生向けプログラムをご紹介。ゲームっぽく楽しめそうです!

5つの生活シーンを英語で体験!

東京グローバルゲートウェイとは?

TGG(東京グローバルゲートウェイ)は、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、新しいタイプの体験型英語学習施設。児童・生徒が英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習の意欲向上のきっかけ作りとなるような東京版「英語村」です。

授業の一環として利用する学校利用のほか、個人利用も可能。本記事のテーマである小学生の利用もOKです。

  • 開催日:一般利用営業日
  • 開催時間:10:00~、12:30~、15:00~(所要時間は約2時間半)
  • 料金(税別):3,500円(小学生)、1,000円(保護者)
  • 場所:東京都江東区青海2-4-32 TIME24 1~3階
小学生向けプログラムの概要

エアプレイン(飛行機)やレストラン、スーベニアショップ(お土産店)、クリニック(病院)など、海外で生活する際に訪れることが想定される店や施設を舞台に、店員役のイングリッシュ・スピーカーを相手に英語でやりとりをします。

例えばファストフードでは「ハンバーガーとドリンクを買う」、クリニックでは「ケガをして応急処置を受ける」など演じる役割のミッションが与えられますので、英語でできるだけ細かく状況や希望を伝えて、そのミッションをクリアします。

小学生向けプログラムの流れ
  1. まずはイングリッシュ・スピーカーによるガイダンスでウォームアップ。館内の言語は英語のみですので「Where is the restroom?(トイレはどこですか)」など、館内で必要となるフレーズを練習します。
  2. お好みの生活シーンを5つ選び、それぞれのミッションに挑戦します。
英語力はどの程度必要?

TGGのWebサイトによれば、高い英語力は不要。しかし、プログラムを楽しむためには「あいさつ、自己紹介等、英語での簡単なやり取りができる英語力は必要」とあります。

ただ、ガイド役となるイングリッシュスピーカーは、子どもの年齢や性格、理解度に応じて接してくれるので、英語を学び始めた方でも十分楽しめる、という説明も。

ちなみに、保護者(引率者)は、入場はできますが、プログラムを受けることはできません。また、入場の際には、入館料が1名様につき1,000円(税別)がかかります。

エアプレイン

海外旅行や留学をするときに乗る飛行機。機内で客室乗務員に対して機内食や飲み物の希望を伝えたり、そのほかの要望を伝えたりすることは慣れていないとなかなかうまくいえません。機内でのやりとりを体験し、自分の希望などを堂々と伝えられることを目指します。

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  • 機内で快適に過ごすために、雑誌や飲み物、ブランケットなどのアイテムを入手
  •  “~, please.”や“I want ~.”などのシンプルなフレーズを使って、自分のほしいものを正確に伝える

レストラン

海外に行ったら楽しみのひとつはグルメ。しかしレストランに入ると、日本とは違った接客を受けたり、味付けなどを自分で選択したり、希望をいったりしなければならないケースも多くあります。実際に注文などを経験し、レストランでの食事がスムーズにできることを目指します。

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  • トッピングやサイドオーダー等も含めて、希望の食べ物や飲み物を注文
  •  “~, please.”や“I want ~.”などのフレーズを使って、ほしいものを伝える

スーベニアショップ

海外の空港などで立ち寄ることが多いおみやげ売り場。ほしいものを単に買うだけでなく、包装を依頼したり免税などについて確認したりすることも想定されます。実際に自分の要望を伝え、希望どおりのおみやげが購入できるようになることを目指します。

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  • サイズや色など、店員に好みを伝えながらおみやげを購入
  •  “Do you have ~ ?”“A large one, please.”などのフレーズを使って、ほしいアイテムを入手

ホテル

海外旅行に行くと誰もが滞在するホテル。チェックインから始まり、部屋の設備や朝食時間、チェックアウト時間の確認など、何かと確認や質問をしなければならないことがあります。フロントでのやりとりを経験することで安心してホテルに滞在できるようになります。

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  • 部屋のサイズやベッド数、窓から見える景色などの希望を伝える。
  • (選択肢を提示されて)“Two beds, please.”や“Ocean view, please.”などと希望を伝える

クリニック

海外で病気になることは大きな不安のひとつ。いざ病院に行っても自分の症状を正確に伝えることは意外に難しいものです。実際の海外の病院に行くことを想定し、症状などを伝えてみることで、どういうことをうまく表現できないか、という気づきにもつながります。

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  • スポーツをしているときにケガをしたなどの想定でクリニックに行き、応急処置を受ける
  •  “I hurt my ankle.”などと痛む部位を伝えたり、“I have a stomachache.”などと体調の悪さを伝えたりする

グローサリーストア

旅行中や留学中に必要になるさまざまな食料品や日用品。ほしい商品がうまく伝えられなかったり、通じると思って伝えても実は和製英語で通じなかったりすることはよくあります。自分なりにほしいものを表現したり要望を伝えたりする経験を通して海外での買い物に慣れることを目指します。

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  • 希望のサイズや必要な個数を伝えながら、食料品や日用品を購入
  •  “A sponge and paper towels, please.”や“I want potato chips and ice cream.”などほしいものを伝え、必要に応じてサイズなども指定して購入

ファーマシー

海外滞在中に歯磨き粉や鎮痛剤などが必要に。そんなときにファーマシー(ドラッグストア)に行きますが、自分で陳列棚から選ぶだけでなく、カウンター越しにほしいものを伝える場面もあります。商品名がわからない場合でも自分で工夫しながら伝えてみることで、英単語がわからない場面でも自分の意思を伝えることに自信がつきます。

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  • 歯ブラシやつめきりなど、日常生活で使用するアイテムを購入
  •  “Can I get ~?”や“Do you have ~?”などのフレーズを使って、希望を購入

ファストフード

海外滞在中に気軽に入れるのはやはりファストフード店。しかし海外のファストフード店で使われる表現ややりとり内容は経験がないとわからないこともあります。“For here or to go?”と突然いわれてもわからないかもしれません。基本的なやりとりを経験できます。

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  • ハンバーガーとポテトとドリンクなど、それぞれ種類やサイズなどの希望を伝えながら注文
  •  “~, please.”や“No ~, please.”など、ほしいものや除いてほしいものを伝えながら、食べ物や飲み物を注文

トラベルエージェンシー

海外旅行中に旅程変更やツアー内容変更などが必要に。このような場合に旅行代理店に相談することがありますが、スケジュール、交通機関、料金など慎重に確認することがたくさんあります。特定の設定の中でこれらを経験し、旅行関連のやりとりに慣れることができます。

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  • 遊園地やハイキングなどに出かけるために、希望の場所や交通手段を伝える
  •  “We want to go to ~.”や“By bus (train).”など希望を伝え、スタッフの質問に答えながら旅行プランを立てる

TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)

うちの子の場合、日本語でもきちんとできるか微妙ですが、とても楽しそうな施設。行ってみたいと思います!

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