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開成の評判は? 偏差値、合格実績など

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開成(開成中学校・高等学校)とは?

開成 (開成中学校・高等学校)は、東京都荒川区(東京都荒川区西日暮里 4-2-4)にある中高一貫の私立進学校。麻布、武蔵と並ぶ私立男子中学の「御三家」のひとつです。

1871年に設立された共立(きょうりゅう)学校が母体。大学予備門(実質的には東京大学)への受験予備校として人気を博しました。その後、公立(東京府)になったり校名を変えたりなどしつつ発展し、1948年から現在のような中高一貫の開成中学校・高等学校になりました。

なんといっても開成を有名にしているのは東大への合格者数が全国1位だということ。例年、1学年のうち半数弱が東大に進学しています。

中学での入学者が300名で高校からさらに100名。高校1年時は高入生のみのクラスですが、高2からは混合になります。

開成

開成の評判について、以下、まとめてみました。

開成の偏差値は?

他の御三家と同じく入試は1回のみ。例年2月1日に行われます。

  • 開成(2/1)の偏差値:71

例年、同日に行われる入試の中では最難関です(いずれも四谷大塚の80%偏差値)。近い偏差値の学校は、灘、筑駒、海陽(特待)、渋幕、聖光学院などとなります。

開成の倍率は?

実質倍率は例年3倍前後。定員300名に対し例年400人前後の合格を出します。

  • 2018年:2.8倍
  • 2017年:3.0倍
  • 2016年:2.9倍
開成へのアクセス

最寄駅は西日暮里駅(JR、東京メトロ)。駅からは歩いてすぐの便利な立地です。

開成の進学実績

卒業生400人のうち298人が国公立大学に合格しました。このうち、現役での合格は169人。 国公立大学への現役合格率は約42.3%となります。

東大への合格数数は175人で、これは全国ナンバーワン。また、このうち現役生は116人です。

旧帝一工への合格者数は214人。早慶上理への合格者数は515人となっています。 上位大学(国公立+早慶上理)の合格者は813人となり、これを卒業生の数で割った「上位校への合格率」は、203.3%となります。

 

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国公立大学への進学者数に占める東大への進学数が多いこと、現役での進学率があまり高くないことなどは他の御三家とも似た傾向。「東大でなければ浪人」とのムードが強いのではないかと思われます。(早慶にも、合格数はとても多いですが、進学数は少ないです)

開成の受験ガイド

開成の試験日は?

試験日はひとつだけ。

  • 2月1日:4教科(国語、算数、社会、理科)

国算がそれぞれ85点、社理がそれぞれ70点の、合計310点満点での判定になります。合格最低点は例年6〜7割です。

国語と算数、配点は同じですが試験時間が異なるので注意。国語は50分ですが算数は60分です。社会と理科は、両方とも40分。

開成の合格発表日は?

例年2月3日に合格発表が行われます(校内への掲示)。

開成の入学手続きは?

入学手続きは、発表の翌日(2月4日)に行います。

開成の学校見学はできる?

説明会や体験授業、学園祭の案内などが同校のWebサイトに掲載されています。

詳細&最新情報はこちら

本記事の情報は執筆時点(2018年9月)のもの。詳細&最新の情報は、開成のWebサイトをご確認ください。

開成中学校・高等学校公式サイト

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