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旺文社がファンドを組成し、EdTech分野に積極投資

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株式会社旺文社ベンチャーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:本多輝行)が、10億円のファンドを組成。2018年6月より本格的に活動を開始しました。

出資規模は主に数千万~5000万円を想定。さらに旺文社(本社:東京都新宿区、代表取締役:生駒大壱)や提携・関連企業のアセットを活用して、国内外のEdTechスタートアップ企業と共に、イノベーションを加速させて参ります。

旺文社ベンチャーズ 設立の背景・社会的意義

旺文社は、1931年の創業以来、通信添削、受験情報誌、英単語帳、模擬試験など教育業界に様々なイノベーションを起こし、近年では長年蓄積してきた豊富なノウハウやコンテンツを用い、多様なデバイスでの学習コンテンツの提供や、学習アプリ、進学情報WEBサービスなどEdTech事業を推進してきました。

国内外で認知科学、教育用ロボット、AI、VR、ARなどの技術を活用したEdTechスタートアップへの投資が急速に拡大するなか、更なるイノベーションを創出するためには、自社のみならずスタートアップ企業との連携による様々なシナジーを図る必要があると考えており、その一環として今回のCVC設立に至りました。

旺文社ベンチャーズの投資方針・方向性

投資方針

旺文社ベンチャーズは、単に資金を提供するだけでなく、旺文社や提携・関連企業が長年培ってきた教育分野におけるノウハウ、参考書など膨大な学習コンテンツ、学習プラットフォーム、チャネルなど活用し、“共に育む”事業を推進します。学習コンテンツの制作や教育現場へのネットワークなどスタートアップ企業がかかえる課題を解決し、新しい価値をよりスピーディーに創造できるようにサポートして参ります。 主に認知科学、教育用ロボット、AI、VR、ARなどの技術を活用したEdTechや、教育分野におけるAdTechを対象とし、旺文社や提携・関連企業との事業シナジーを考えて出資させていただきます。また、必ずしも、短期的に事業シナジーが見込めない場合であっても、長期的な視点で将来性がある場合には対象として積極的に投資していきます。海外については、提携企業の株式会社EduLab(エデュラボ)(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:髙村 淳一)と連携し、中国やインド、シンガポールなどのアジア圏、北米など世界の市場に投資領域を広げて参ります。

スタートアップ企業の発掘・支援

世界最大級のEdTechスタートアップコンペティション「The Global Edtech Startup Awards(GESA)」の本年度日本予選を主催しているEduLabと連携し、有望なEdTechスタートアップ企業の発掘・支援を致します。スタートアップ企業との協業を通して、グローバルにおける教育およびEdTech市場の発展にも寄与して参ります。

旺文社ベンチャーズの投資対象

【対象分野】EdTech領域全般

【ステージ】主にアーリーからミドルステージ

【エリア】国内および海外

【投資スタンス】旺文社、提携・関連企業との事業シナジーが見込める場合。事業シナジーが短期的に見込むことが難しい場合でも、長期的な将来性を見込める場合

【出資金額規模】 数千万円~5千万円程度(ステージにもよる)

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