武蔵&白鷗など、都立中高一貫校のうち併設型の5校で高校での生徒募集を停止する流れに。つまり中学での定員が増える!と。我が家にはグッドニュースです
併設型の都立中高一貫校が高校の募集を停止
東京都教育委員会が発表した資料によると、都立中高一貫校のうち併設型の5校で高校段階の生徒募集を停止する流れに。「2019~21年度の都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)」の骨子案として、定例会で示されました。
中学での定員が増えるのはどの学校?
高校での募集を停止する、つまり、中学からからの定員が増える(可能性がある)のは、いわゆる「併設型」の学校。当サイトでもご紹介しているこれらの学校です。
ご存知の通り、すっかり人気が根付いた公立の中高一貫校ですが、中学での倍率が高く、高校入試の倍率は低いというねじれた状態に。こういった状況を受け、資料では「中学校段階からの高い入学ニーズを踏まえ、中学校段階での生徒募集の規模の拡大を含めて検討」としてます。
中学での定員が増えるのはいつから?
高校での募集を停止するのが、また、中学での定員が増えるのが「いつからか?」がとても気になるところですが、資料では残念ながら「未定」となっています。
併設型の都立中高一貫校は、高校で5クラス、中学で3クラスとなっているため、もし、中学から5クラスになれば、定員が一気に1.7倍と倍近くに。もしくは、中等教育学校と同じになるなら、3クラスが4クラスになるので、それでも1.3倍なのでインパクトがあります。
「5校すべてででガッツリ増えます!」「再来年からふます!」と断言していただきたいものですが、校舎の規模が十分か、先生が増やせるかなど、検討すべきことはありますもんね
また、具体的にどのようなものかは想像が難しいのですが、同じ資料では、都立中高一貫校について「10校が連携し、合同でディベートや探究的な学習のプレゼンテーションをするなど、生徒同士が切磋琢磨(せっさたくま)する機会を設ける」との記載もあります。
合同で行う文化祭?ワークショップのようなものでしょうかね
いずれにせよ、今進めている勉強を頑張らなといけないわけなのですが、公立中高一貫校の勉強法については、当サイトではこちらの記事が人気です。ぜひご覧ください。
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「理数科」「新国際」「小中高一貫」なども
いずれもかねてより情報はありましたが、同資料では、立川国際の小中高一貫化、新国際高校の設置、都では初となる理数科の設置についても記載があります。
- 立川国際中等教育学校に附属小学校を設置(2022年度)
- 都では初となる理数科を立川高校に設置し(2022年度)、その後、23区内の高校にも設置を検討
- 新国際高校(仮称)を設置、旧東京都職員白金住宅の跡地に設置(時期未定)
このあたり含め、詳しくはこちらの資料をご覧ください。「概要」と「本文」と資料は2種類ありますが、概要で十分です。